アバクロンビー&フィッチは…
1892年に、デイビット・アバクロンビーと呼ばれる人物がオープンしたお店が、このブランドの誕生であると言われています。
実は、その頃には主にアウトドア派の男性が使うような商品を売っていました。
そのため、お客さんとしてやってくるのもアウトドアを愛する男性たちが多くいました。
ところが1990年には、エズラ・フィッチという男性がアバクロの経営の一端を握るようになりました。
そこで、二人の名前を組み合わせてアバクロンビー&フィッチというブランド名に変わりました。
1990年代からのアバクロは、アメリカンカジュアル系のメンズファッションブランドとしてよく知られるようになっています。
特に、マイケル・ジェフリーズが経営のトップに立つようになるとアバクロは大きな転機を迎えることになります。
それまでのアバクロとは路線を変更して若者に愛されるカジュアルファッションを提供するようになっていきました。
そんなアバクロの商品といえば、ポロシャツやパーカー、Tシャツなどが挙げられます。
特徴としては、ヴィンテージ加工が施されたものが多いです。
わざと洗ったり傷を付けたりすることで古着のような風合いを出すのがヴィンテージ加工です。
そうすると、新品よりもお洒落な雰囲気になってきます。
アバクロでは有名な“アバクロウォッシュ”と呼ばれる加工技術が使われています。
その他、商品タグなどにも素敵な思い入れが感じられます。
アバクロの特徴といえば質の高いヴィンテージ加工であり、それが魅力の一つにもなっています。